日本トラックターミナルは6月26日、板橋区高島平の板橋トラックターミナルの全体再開発を推進すると発表した。
供用開始後47年を迎え、施設の老朽化とともに、地下配送センターの天井有効高の不足や車両の進入制限等の機能低下がみられるため、全ての既存荷扱場の解体を順次行い、荷扱場と配送センター機能を併せ持つ高機能型複合物流施設を建設し、土地の有効活用を図る予定。
災害に強いトラックターミナルの構築に向けて免震構造の採用や、環境対応として省エネ機器の採用、豊富な緑地の配置、利用者の憩いの空間づくり等も計画していく。
日本トラックターミナルは首都「東京」が抱える物流の課題に応える大都市物流戦略「メトロポリタン・ロジスティクス」の具現化に向けたトラックターミナルの再開発を進めている。
板橋トラックターミナルについても、利用しているトラック運送事業者のニーズや多様化する新たな需要に応えるため、2021年着手を目指して、再開発の実施計画を策定している。
なお、京浜トラックターミナルでは、高機能型物流施設「ダイナベース」の2018年7月竣工に向け、今年3月より建設工事に着手した。
葛西トラックターミナルについては、利用者のニーズに応えるオーダーメイド型施設の計画を推進している。
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