村田製作所は7月12日、滋賀県東近江市の八日市事業所で、原料生産棟を竣工したと発表した。
新生産棟の竣工により、将来に向けてのさらなる需要拡大へ対応できる体制を構築するとともに、これまで以上に迅速な新製品立ち上げを可能にし、顧客へタイムリーな新商品の提供を図る。
なお、八日市事業所は、セラミック原料の供給拠点として1962年3月に開所し、その後エレクトロニクス市場の拡大とともに機能を拡充してきた。現在はセラミックス原料の開発から生産、窯業(半製品)、セラミック電子部品の最終製品の加工までを手掛ける村田製作所で唯一の拠点。
■新生産棟の概要
構造・規模:鉄骨造 地上7階
延床面積:1万2574.07m2
建築面積:1985.42m2
工事期間:着工2016年8月
竣工2017年7月
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