アスクルは8月2日、LOHACO の受取りサービス「Happy On Time」で、商品配達時に顧客の要望に対応する4つの便利な機能を追加したと発表した。
「置き場所を指定して受け取る」機能では、ドアチャイムを鳴らすことなく、ダイレクトに指定の置き場所へ届ける。
置き場所は、「玄関扉の前」「車庫」「物置の中」「裏口・勝手口扉の前」の4つから指定できる。
ドライバーは商品のお届け完了後、モバイル端末で置き場所へのお届け状況を撮影し、顧客は LOHACO アプリやサイト(PC・スマホ)から写真画像で確認することができる。
「ダンボール回収をしてもらう」では、LOHACO から届けた商品のダンボールや紙袋(エコお買い物バッグや緩衝材は除く)を、ドライバーが商品を届ける時に、対面で回収する。
LOHACO では、商品お届けに使用するダンボールや紙袋を回収することで、商品受取りサービスの付加価値を高め、購入プロセス全体としての利便性を向上させる。
「お届け直前に電話をもらう」では、ドライバーが届け先に到着後、顧客が指定した電話番号(デフォルトはYahoo! JAPAN ID 登録の電話番号)に電話をしたうえで、商品を届けるもの。
単身女性など、防犯の観点から、あらかじめわかっている荷物のお届けでなければ受取りを見送る、という顧客もいる。顧客が安心してドライバーから商品を受取ってもらえるようになるとともに、再配達の削減も実現する。
「宅配ボックスで受け取る」では、ドアチャイムを鳴らすことなく、ダイレクトに宅配ボックスへ商品を届ける。なお、注文時に「宅配ボックスに入れない」を選択した場合でも、届けまでにこの機能で指定することで、宅配ボックスでの受取りへ変更することができる。
新たに追加した機能の利用には、追加手数料はかからない。この機能を利用できるタイミングは、お届け当日の「30分単位のお届け予定」時間の通知後、商品をお届けする直前までで、忙しい顧客のニーズに細やかに対応する。
なお、「Happy On Time」を利用した場合の不在率は2016年11月度で2.7%、2017年6月度と7月度では2.5%を実現し、一般的な不在率約20%との比較において、再配達削減の効果が着実に表れているとしている。