SBSロジコムは8月3日、輸送ニーズに最適な車両を自動割当する物流シェアリング・プラットホーム「iGOQ(イゴーク)」を立案し、開発中と発表した。
iGOQは、来月から参加メンバーの公募を開始する予定で、今秋からは、フェーズ1としてシェアリングを半自動マッチングで提供開始、来年には、フェーズ2として自動化を実現し、iGOQを完成させる計画。
iGOQを多くの物流事業者や荷主企業に理解し、参加してもらうための手続きなどを紹介するサービスサイトを開設した。
今後、提供を予定している無償アプリやスマホレンタルサービスの詳細や申込み方法などを順次公開していく。
なお、SBSロジコムは、一昨年にカスピアンプロジェクトを立ち上げ、1000台で実証実験を実施。
リアルタイムの動態管理による配送ルート最適化、空車の把握、手待ち時間や到着時間の見える化が可能になりトラックの生産性改善や顧客サービスの向上に大きな効果を確認した。
しかし、ドライバー不足が叫ばれる中、荷主企業にとって車両確保のコストが増加する一方で、物流事業者も一運行当たりのコスト増に直面している。
コストを上げずに車両を確保し効率的に運行するにはシェアリングが有効であるとの結論に至ったもの。
■iGOQ(イゴーク)
https://igoq.jp
SBSロジコム/ドライバー職の魅力伝えるドライバー募集支援サイト開設