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西濃運輸/総合効率化計画に認定、大阪地区で鉄道輸送に繋ぎ積載向上

2017年08月08日/3PL・物流企業

西濃運輸は8月8日、従来東京方面の事業所から九州方面の事業所あてへ10トントラックで行っていた輸送を途中大阪貨物ターミナル駅までトラック輸送し、その後は日本貨物鉄道と連携して貨物列車で輸送する取り組みを開始すると発表した。

<今回の運用のため新たに購入したトラックとコンテナ>
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取り組みは、5月からの準備期間を経て実施されるもので、8月8日付で国土交通省の「総合効率化計画」に認定されたもの。

取り組みは、東京⇔大阪間の上り・下りの幹線輸送のトラックの荷量に不均衡が生じていた。そこで積載に余裕がある下り便(関西方面行き)の効率を上げるために、6台の大型トラックを九州宛の鉄道コンテナを搭載する車両に変更し、大阪地区で鉄道輸送に繋ぐことで積載向上を図る。

同取り組みによって、ドライバーの労働時間を約33%削減することや、CO2の排出量を約26%削減、トラックによる輸送量をトンキロベースで約36%削減することを目標としている。

総合効率化計画とは、労働力不足への対応や環境負荷低減への取組を進めるため、昨年10月に改正された「流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律」に基づき、関係者が連携して物流の総合化・効率化を推進する取組みに対し、国土交通省が認定するもの。

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