日鍛バルブは9月26日、中華人民共和国山東省日照市に現地法人の設立を決めた。
エンジンバルブの増産体制構築を目的に、世界最大の自動車市場・生産国である中国に第二の子会社を設立する。
戦略商品である傘中空エンジンバルブは、山陽工場（山口県山陽小野田市）において集中生産をしているが、世界市場における当該製品の需要は今後も増加することが見込まれており、増産体制の構築が求められている。
従来から中国広東省広州市の現地法人で、日系と韓国系完成車メーカーのエンジンバルブを生産している。
■現地法人の概要
商号：Rizhao Nittan Valve Co., Ltd.（仮称）
所在地：中華人民共和国山東省日照市
代表者：董事長 小関誠也（広州日鍛汽門有限公司董事長を兼務）
設立時期：2017年10月（予定）
事業内容：小型エンジンバルブの製造・販売
決算期：12月31日
資本金：8億円相当額（予定）
出資比率：日鍛バルブ85％、イートンコンポレーション15％（予定）
