神戸製鋼と米国USS社は9月26日、合弁企業プロテック社に、新たに連続溶融亜鉛めっき設備（CGL）を1基増設を決め、正式契約を締結したと発表した。
＜プロテック社の外観＞
北米における自動車用ハイテン鋼板の需要拡大に対応するためで、2019年7月の営業運転開始を目指し、設備建設を進める。
投資額は約4億米ドル（約440億円）、生産能力が年間50万ショートトン。
新ラインは、プロテック社で 3基目のCGLとなるが、最新鋭の熱処理・冷却機能を有し、強度と加工性を兼ね備えた高加工性超ハイテン（780MPa以上）の製造が可能。
溶融亜鉛めっきでも高加工性超ハイテンの生産が北米で可能となる。
