三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は10月13日、サウジアラビアのペルシャ湾岸最大の都市ダンマン(Dammam)に建設していたガスタービンの新しい補修工場を完成させ、10月12日(現地時間)に開所したと発表した。
サウジアラビアの国営石油会社であるサウジアラビアン・オイル・カンパニー(Saudi Arabian Oil Company:サウジアラムコ)との企業間包括購買契約(Corporate Procurement Agreement:CPA)に基づくサービス拠点として、2016年に竣工・稼働した第1号補修工場に続き拡張工事に取り組んでいたもの。
MHPSはこの新工場を、石油・化学プラントなどで使用されるコンプレッサとその駆動用タービンの補修拠点としても活用する。
2018年から、同じ三菱重工グループ企業である三菱重工コンプレッサ(MCO)と協力して、同社がサウジアラビアに納入したコンプレッサとその駆動用タービンの保守・点検を手掛ける。