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圏央道/主な大型物流施設は4社で7物件から27物件に増加

2017年11月21日/物流施設

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国土交通省は11月21日、圏央道が茨城県区間の境古河IC~つくば中央IC間が2月26日に開通し、湘南から成田までの地域が結ばれたが、その整備効果を公表した。

<大型マルチテナント型物流施設の立地状況の変遷>
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<2012年1月以降の首都圏での大型物流施設等の立地状況>
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Eコマースの市場規模が拡大するにつれ、高度な仕分け・荷捌き等の機能を有する大型マルチテナント型物流施設の立地が圏央道沿線で、活性化(圏央道沿線の主な大型物流施設4社においては約4倍に増加(7件から27件に増)となった。

沿線企業では、日立物流ファインネクストが「取扱貨物の拡大、首都圏および全国での新規顧客獲得を目的に、複数の候補地の中から、圏央道へのアクセスが良い当該地に新施設を建設。今年5月の開業以降、圏央道と高速道路を利用した首都圏エリアに加え、東北や北陸、関西など各方面への配送で新規顧客を獲得し、売上高も増加傾向。圏央道へのアクセス性など立地条件の強みを活かした、更なる新規顧客の獲得、売上高増を目指して営業活動を展開中」とコメントしている。

圏央道沿線では、2013年から2016年の4年間で79件の企業が立地。茨城県は、4年連続で工場立地面積が全国1位となった。

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