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キリン/酒類容器回収商品の価格改定、厳しい物流環境も要因

2017年11月28日/SCM・経営

キリンは11月28日、酒類容器回収商品の一部商品について、生産者価格を改定すると発表した。

2017年6月に施行された改正酒税法及び酒類業組合法の「酒類の公正な取引に関する基準」、そして厳しい物流環境を踏まえたもの。

なお、酒類容器回収商品は減少傾向にあり、特にびんに関しては業界全体で10年間で約4割減少。同時に容器回収の仕組みを支える酒類業界の物流環境はドライバーを含めた人手不足、賃金の高騰など長期的に物流コストが上昇する傾向が続いており、キリン取扱いの種類容器回収商品(びん、樽詰容器のビール類、リキュール)は総販売原価割れの改善が必要になっていた。

■価格改定概要
実施日:2018年4月1日
品目:ビール、発泡酒・新ジャンルのびん・樽詰商品、リキュールの樽詰め商品(大びん、中びん、小びん、7L大樽、15L大樽、20L大樽、30L大樽)
価格:オープン価格

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