佐川フィナンシャルは12月15日、2017年度「東京ライフ・ワーク・バランス認定企業」に11月9日付で選定されたと発表した。
佐川フィナンシャルは、「年休取得促進の仕組みづくりや新たな休暇制度の設定など、休暇取得促進に向けて取り組む職場」として評価された。
佐川フィナンシャルでは、土・日・祝日と併せて4連休以上になるように有給休暇とセットで取得する特別休暇「わくわく休暇」や、記念日等に自由に利用できる有給休暇「アニバーサリー休暇」といった独自の社内制度を導入し、年一度ずつ取得することを奨励している。
これらを実現するために、業務マニュアル作成、計画的な人事ローテーションなど、業務の複線化を行い、休暇取得者の業務をカバーできる体制を確立してきた。
その結果、長期休暇を取ることへの職場の相互理解も進み、「わくわく休暇」「アニバーサリー休暇」の取得率は 90%を超えている。このような取り組みが高く評価され、このたびの選定となった。
佐川フィナンシャルではかねてより、SGホールディングスグループの女性が中心となって行なう「わくわくウィメンズプロジェクト」活動の一環で、部署横断でプロジェクトチームを組織して、人材育成や売上への貢献等のテーマに取り組み、従業員が積極的に経営層へ提言を行なっている。
今回の「東京ライフ・ワーク・バランス認定企業」への応募も、「長く働きやすい職場環境」をテーマとしたチームが、更なる働き方改革の推進を目的として自発的に検討したもの。
なお、「東京ライフ・ワーク・バランス認定企業」は、東京都産業労働局が“従業員が生活と仕事を両立しながら、いきいきと働き続けられる職場の実現に向けて優れた取り組みを実施している企業”を評価し、広く公表する認定制度で、2008年より毎年実施されている。今年度は11社が選定されている。