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住友商事、サマリー/スマートフォンを活用した収納サービスを共同展開

2017年12月19日/IT・機器

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住友商事とサマリーは12月18日、スマートフォンを活用した収納サービス「Sumally Pocket」(サマリーポケット)を共同で展開することに合意し、住友商事はサマリーが実施した第三者割当増資を引き受けたと発表した。

<サマリーポケットのサービス概要>
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この事業は、サマリーと寺田倉庫が共同で2015年から展開している収納サービス。

ユーザーは、宅急便を用いて寺田倉庫が運営・管理する倉庫に荷物を預け、荷物はサマリーが開発したスマートフォンのアプリ上に一品ごとに画像で表示される。

必要なものだけを自宅へ返送できるほか、Webオークションへの出品や衣類のクリーニングなどの付帯サービスもアプリを通じて利用可能で、スマートフォンで手軽に収納物の管理を行うことができる。

サマリーは、創業直後の2011年から、個人が欲しがっている、もしくは持っている「モノ」の情報を登録してリスト化し、一部のモノを売買できるSNS「Sumally(サマリー)」を展開してきた。

サマリーは、今回の資金調達によりこの事業で預かった収納物の活用策として、この事業とSNS「Sumally(サマリー)」を連動させ、CtoC売買のさらなる拡大とシェアリング事業の展開を計画している。

SNSと収納サービスの相乗効果により、モノが好きなサマリーのユーザーに、より多くの「素敵なモノとの出会い」を提供することを目指す。

住友商事は、マンション開発等の不動産事業や、グループ会社のジュピターテレコム、ジュピターショップチャンネルなどを通じ、この事業のユーザーとなりうる消費者との接点を豊富に有している。

今後、これらのBtoC事業とのシナジーにより本事業の拡大を追求するとともに、Eコマース事業の運営で培った物流・マーケティングノウハウも活用し、サマリーが掲げるCtoC売買やシェアリング事業の実現に共同で取り組む。

サマリーの株主でもあり、「保管」に関するさまざまなビジネスで豊富な知見とノウハウを有する寺田倉庫と共同で、多様化する人々の暮らしをより便利で豊かにする新規事業の創出を目指す。

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