トッパン・フォームズは1月18日、「温度トレース機能付き医療用保冷パッケージ」の販売を開始した。
この製品は保冷箱、メカクール保冷剤、温度ロガーをパッケージ化することで、購入時から設定不要で医薬品輸送に最適な2~8℃での定温輸送を温度トレースしながら行うことができる。
従来、保冷箱内の温度をトレースするためには、別途温度ロガーを購入する必要があった。加えて温度ロガーを箱内に入れて使用するため、輸送途中の箱内温度を目視で確認できなかった。
今回開発した「温度トレース機能付き医療用保冷パッケージ」は、医薬品専用保冷箱の前面パネルに自社開発の温度ロガー「オントレイシス タグ」をビルトインすることで箱を開封せずに箱内温度を目視で確認できる。
専用のスマホアプリを使用することで箱内外の温度を簡単に確認することも可能になった。
この製品は、ワクチン輸送などに最適な2℃~8℃の箱内温度を長時間維持する設計。
なお、保冷箱+メカクール保冷剤+温度ロガーのパッケージで販売する。最適な保冷性能と箱サイズが選べる全9種類をラインアップしている。