トヨタL&Fカンパニーは1月18日、ユニット式パレット用自動倉庫「ラックソーターP」をフルモデルチェンジし、発売を開始した。
新型「ラックソーターP」は、新たに「制振制御機能」を搭載した。クレーン走行でのマストの揺れを軽減することで、停止するまでの待ち時間を大幅に短縮し、サイクルタイムを約10%向上している。
クレーンの減速・下降時に発生する運動エネルギーを回生電力として走行モーターで再利用する技術も新たに採用し、エネルギー効率の約10%向上を実現した。
近年、eコマース市場の拡大に伴う大型物流倉庫の新設や、労働者不足といった環境変化を背景に、物流現場の効率化や自動化を実現するソリューションの需要は一層高まっている。
このような顧客のニーズに応えるため、10年ぶりに「ラックソーターP」をフルモデルチェンジした。
価格はオープン価格。クレーン本体に、ラック・施工費などを加えたシステム一式で販売する。
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