MonotaRoが1月26日に発表した2017年12月期の決算によると、顧客基盤の拡大に伴い増加する様々な需要に対応するため、年度末時点でウェブサイト上の取扱商品としては約1300万点、当日出荷を可能とする在庫商品点数としては約30.2万点を取り揃えた。
＜笠間ディストリビューションセンター＞
今後の出荷能力と在庫保有能力を担保するため、自律搬送型ロボットを導入する等、より効率的な倉庫内オペレーションの推進を図った「笠間ディストリビューションセンター」（延床面積約5.6万m2）を4月に本格稼働した。
大企業顧客を対象とした相手先購買管理システムとのシステム連携を通じた間接資材の販売も、顧客数、売上共に順調に拡大した。
大企業顧客向け事業を強化するため、3月末には新たな購買プラットフォームとして「モノタロウ ONE SOURCE Lite」の提供を開始した。
これらの施策を実施したことにより、今年度53万393口座の新規顧客を獲得し、年度末現在の登録会員数は273万7820口座となった。
次期は、顧客基盤の拡大に対応する取扱商品点数の拡充、より精度の高いデータマイニングに基づくプロモーション活動、必要な商品をより簡単に見つけて注文頂けるウェブサイトへの改善、自社在庫商品とサプライヤー直送商品を含む当日出荷商品の拡充等により、既存顧客への販売も強化する計画。
