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フマキラー/6億円投じ、ミャンマーに新工場建設

2018年03月02日/国際

フマキラーは3月2日、ミャンマーに新会社を設立し、殺虫エアゾールの工場を建設すると発表した。

同社は、2012年11月に、殺虫剤の需要が見込まれる ASEAN市場でグループの事業基盤を強化し更なる事業拡大を目的として、マレーシア、タイ王国、ベトナム、ミャンマーで殺虫剤の製造販売事業を行っている Technopia Sdn.Bhd.(Fumakilla Asia Sdn.Bhd.)、インドネシア共和国で殺虫剤の製造販売事業を手がける PT Technopia Jakarta(PT.FUMAKILLA NOMOS)の株式を取得、両社を子会社化し、その後、2016年12月に追加で株式を取得し、両社とも完全子会社としている。

ASEAN 市場の中で今後の成長が見込まれるミャンマーでは、現在、FASB 社の子会社である Fumakilla Malaysia Berhad(FMB)の孫会社として Vape Myanmar Limited があるが、サービス会社としての外貨投資認可を受けている一方で生産活動については認可がなく、市場性の大きい殺虫エアゾールは、現地輸入業者を通してフマキラーのグループ会社から輸入してミャンマー国内で販売している。

■新会社(子会社)による新工場建設の概要
建設場所:Lot No. D-1+D-2, Thilawa Special Economic Zone Class A, Yangon Region,
the Republic of the Union of Myanmar
敷地面積:約3万m2
投資内容:殺虫エアゾール工場建設のための土地購入、工場建設、及び製造設備等の取得
投資金額:6億円
投資時期:2018年4月~2019年3月(予定)
稼働時期:2019年5月(予定)
資金計画:自己資金を充当

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