商船三井は3月14日、東京大学が実施する3つのプログラム(東京大学大学院工学系研究科専攻間横断型教育プログラム「機械システム・イノベーション」(GMSI)、最先端融合科学イノベーション教育研究コンソーシアム(CIAiS)、社会構想マネジメントを先導するグローバルリーダー養成プログラム(GSDM))の一環であるProject Based Learning(PBL)に参画し、本年度のプログラムが完了したと発表した。
<「レーザー及びドローン技術を利用した障害物の可視化」に関するプレゼンテーション>
昨年度に続く2度目の参画。
今回のプロジェクトでは内部学生と留学生からなる混合グループを結成し「レーザー及びドローン技術を利用した障害物の可視化」と「水素燃料船の実現」の二つのテーマを、大学での授業や研究で蓄えてきた知見を通して、学生からの新たな視点で纏めることができた。
東京大学工学部講堂で開催した最終発表会では各グループが英語でプレゼンテーションし、指導教授、学生、参加企業との間で活発な意見が交わされた。
今回のプログラムでは商船三井において研究開発や人材育成の面で大変有意義なものとなったという。
なお、PBLとは、高い専門性に加え、課題の設定能力・解決能力を備えて幅広い分野で活躍できる人材育成を目的として、東京大学大学院が実施しているプログラム。
プログラム参加企業各社が提供するテーマに合わせてグループを結成して取り組む。
商船三井はは「次世代に向けた船舶のイノベーション」をテーマとしてグループを結成し、プロジェクトマネージャーとして技術的・商業的な観点から支援を行った。