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中部電力/低レベル放射性廃棄物輸送実施

2018年03月16日/SCM・経営

中部電力は3月16日、浜岡原子力発電所で保管している低レベル放射性廃棄物を青森県六ヶ所村の日本原燃低レベル放射性廃棄物埋設センターに向けて輸送すると発表した。

輸送する低レベル放射性廃棄物は、不燃性の雑個体廃棄物をドラム缶に収納後、モルタル充填して固めたもの(充填固体化)。

輸送するにあたり、低レベル放射性廃棄物埋設センターに埋設するための技術基準に適合していることを、原子力規制委員会より確認を受けている。

発電所構内の廃棄物減容処理装置建屋(第2建屋)でドラム缶入り輸送容器をトラック1台につき1個積載し、トラック2台を1隊列とし、3月19日から20日、輸送容器120個(ドラム缶8本入り)、ドラム缶960本(充填固化体)を御前崎港同社専用岸壁まで隊列輸送する。

御前崎港から日本原燃低レベル放射性廃棄物埋設センターまでは低レベル放射性廃棄物専用運搬船(青栄丸)とトラックで輸送する。

運搬船は、全長約100m、全幅約16m、載貨重量約3000トンで、所有者は原燃輸送。むつ小川原港への入港は3月22日の予定。

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