クボタは4月12日、中国の久保田農業機械(蘇州)(KAMS)で、トラクタ、ホイールコンバインの新工場(第二工場)を昨年11月から本格的に稼働したと発表した。
クボタは、1998年にKAMSを設立し、コンバイン、田植機等の農業機械の生産・販売を開始致した。
2009年にトラクタ、2013年よりホイールコンバインの生産ラインをレンタル工場内に設置し、製品供給を行いながら事業を拡大してきた。
2016年に今後の畑作事業の伸長を生産面から支えるため、KAMS本社工場敷地内に、第二工場を建設することを決定し、環境アセス報告、続いて施工に対する行政許可を取得し、工場建設を開始致した。
第二工場の本格稼働により、生産能力増強と合わせて原価低減や生産性向上を進め、より競争力の高い、顧客に感動を与えるモノづくりを目指す、としている。
■第二工場の概要
所在地:中華人民共和国 江蘇省 蘇州市
建屋面積:2.9万m2
投資金額:総額2.97億人民元(約56.4億円 為替レート19.01円/元)
生産品目:トラクタ、ホイールコンバイン
生産能力:トラクタ1万台/年、ホイールコンバイン1万台/年
稼働時期:2017年11月
JALグループ/8月の国際貨物18.3%増、国内貨物14.0%増