荏原製作所のグループ会社EBARA Pumps Europe S.p.A.は4月12日、イタリア・ヴィチェンツァ県内でポンプ工場を移転し、開所した。
新工場は、成長する世界のポンプ市場における事業拡大に向け、生産能力を増強するもので、新工場の敷地面積は旧工場の約2倍あり、生産能力は1.5倍に増強する。
移転に当たり、標準ポンプ・モータの生産能力増強に加え、物流倉庫を一体化させることで、効率的に生産・配送を行う体制を構築した。
約30年前からイタリアに拠点を構え、同国トレント県にも工場があり、グループ会社を通じてステンレスプレスポンプを全世界に供給している。
今後も、最適な地域に必要な生産能力を備えることにより、グローバル生産・供給体制を強化する。
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