長谷工グループのオフィスサービス事業を手掛ける長谷工システムズは5月22日、新規事業となる「文書保管サービス」を開始した。
長谷工システムズ、第1号となる倉庫として、大阪府堺市美原区に文書保管箱約10万箱を収納できる「関西第1センター」を開業し、法人向けに「文書保管サービス」の受注活動を展開していく。
近年、文書のデジタル化は進んではいるものの、手間や費用が掛かる等のデメリットや法律で保管期限が定められた文書も多く、文書保管のニーズは依然として高い現状。
都心部のオフィス賃料の高騰も影響し、スペースと費用の問題から外部の倉庫へ重要書類を預けるケースが増加している。
加えて、自社の文書管理の体制整備を危機管理対策のひとつと捉えて、優先課題として取り組む企業が今後ますます増加するとしている。
■「関西第1センター」物件概要
所在地:大阪府堺市美原区
敷地面積:3267.17m2
建築面積:1299.98m2
収容可能箱数:10万箱
竣工:2018年4月
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