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日本自動車車体工業会/バン型トラック架装物、運行前点検編を発行

2018年06月11日/IT・機器

日本自動車車体工業会は、「バン型車安全輸送ニュース 架装物の日常(運行前)点検編」を発行した。

<点検箇所参考例(架装メーカー発行の取扱い説明書参照)>
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貨物自動車運送事業に携わる人が、昨今のスペアタイヤ脱落等の重大事故やボデーの故障を未然に防止し、バン型車を安全に使用することを目的に、バン型車の架装メーカー27社が取りまとめた。

バン型車は、特殊な装着品を過酷な条件下で使用し、故障の未然防止と、安全輸送をするために車の日常点検と同時に架装物も合わせて点検することが大切。

架装物のそれぞれの注意事項を図示した絵で説明している。

<架装物の日常(運行前)点検手順>
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日常(運行前)点検の前に(注意事項)、パーキングブレーキは確実に効かせ、チェンジレバーは、「ニュートラル又は、パーキング」の位置にし、タイヤに輪止めを掛けてから行う。

シャシの取扱いは、シャシメーカー発行の取扱い説明書を参照。

下廻り架装部品は、手や点検ハンマー等で「緩み、ガタ及び損傷がないか」確認(フェンダ、ツールボックス、りん木入れ、タイヤキャリヤ、チェーン掛け、ステップ等)。

スペアタイヤの状態は、足や手で押して「緩みやガタがないか」装着状態を確認点検を怠ると、路上に落下し重大な事故につながる恐れがあり、入念な点検が必要。

架装に取り付けられた保安基準適合部品のサイドガード、燃料タンク、リヤバンパ、灯火器も「緩み、ガタ及び損傷がないか」を確認必ず点検する。

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