商船三井は7月18日、「スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)」の認定事業の一つとして参加した「Surf for Smile」プロジェクトに対して、スポーツ庁長官から感謝状を授与されたと発表した。
<写真左側から2人めから順番に一宮町サーフィン業組合の鵜沢清永組合長、スポーツ庁の鈴木大地長官、商船三井の市川香代執行役員千葉県一宮町川島敏文副町長>
商船三井が参加した「Surf for Smile」プロジェクトでは、2017年5月に、千葉県の一宮町サーフィン業組合が、南アフリカ共和国のNGO団体Surfers Not Street Childrenへ約100本のサーフボードを寄贈し、商船三井は日本から南アフリカまでの海上輸送に協力した。
サーフボードを手にした子供達がサーフィンを始め、薬物や暴力に走らず、笑顔で生活を送れるようになることを目的としており、商船三井の海上輸送協力は、国連の提唱する持続可能な開発目標(SDGs)の「人や国の不平等をなくそう(目標10)」「パートナーシップで目標を達成しよう(目標17)」にも合致している。
SFTは、2020年に行われる夏季オリンピック・パラリンピック競技大会を東京に招致する際、安倍晋三首相がIOC総会において発表したことをきっかけに始まった、日本政府が推進するスポーツを通じた国際貢献事業。
2014年から2020年までの7年間で、開発途上国をはじめとする100か国・1000万人以上を対象としたあらゆる世代の人々にスポーツの価値を広げていく取組み。