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日本GLP/ニトリと「GLP圏央五霞」の約6割を賃貸借契約

2018年10月24日/物流施設

日本GLPは10月24日、開発中のマルチテナント型物流施設「GLP圏央五霞」の全賃貸面積の約6割について、ニトリホールディングスと賃貸借契約を締結したと発表した。

<「GLP圏央五霞」完成イメージ>
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「GLP圏央五霞」(地上3階建て、延床面積約14万m2)は、圏央道「五霞IC」に至近で東日本全域への広域配送に適した先進的物流施設。

今回、ニトリHDが竣工前に入居を決定した要因として、基準階の倉庫面積が約4万m2と広く、効率的なワンフロアオペレーションが行える点に加え、複数フロアをつなぐ垂直搬送機能により、同社の物流拠点として必要な床面積(総賃貸面積:約7万6000m2)を確保できる点を挙げている。

厨房機能を備えたカフェテリアの設置や通勤者向け駐車場の整備などにより、快適な就労環境を提供する点も評価された。同社は売上の増加に伴う物流機能の強化の一環として、「GLP圏央五霞」を東日本地域の全店舗をカバーする旗艦センターとして活用する。

センターの運営は、同社の100%子会社であるホームロジスティクスが行う。

日本GLPの帖佐義之社長は、「『GLP圏央五霞』の施設仕様や快適性などにより効率的な物流オペレーションが実現出来る点を評価頂いた。事業の拡大に取り組むニトリHDのビジネス戦略をサポートするべく、物流でのソリューションと最適な施設環境を提供していく」と述べている。

■施設概要
施設名:GLP圏央五霞
所在地:茨城県猿島郡五霞町幸主力新田1-1
敷地面積:約8万5000m2
延床面積:約14万m2
構造:鉄骨造
着工:2017年6月
竣工:2018年10月(予定)

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