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丸紅/中国で冷凍トレーラー・コールドチェーン機器のリース・レンタル事業

2018年10月19日/国際

丸紅は10月19日、中国の大手商用車フリートマネジメント関連事業者であるG7社と、フリートマネジメント関連事業分野での協業に関する覚書を9月12日に締結したと発表した。

両社は、同協業の一環として、中国での冷凍・冷蔵トレーラー及びその他コールドチェーン関連輸送機器のリース・レンタル事業の新規立ち上げを共同で検討することで合意した。

G7社は中国の物流関連業界でIoT情報サービスのリーディングカンパニー。車両の運行情報(走行距離、加速度、急ブレーキ、エンジン温度等のデータ)を車載デバイスで収集・分析し、情報サービスとしてリアルタイムに顧客に提供することを通じ、運行の効率改善や安全性向上等、荷物輸送全体の最適化を図っている。

中国全土において、既に5万社余りの70万台超の商用車がG7社のプラットフォームを通じてつながっており、日々様々なフリートマネジメント支援サービスを受けている。

丸紅は、同協業を通じてG7社の持つIoT及びAI技術を活用し、丸紅の展開しているフリートマネジメント関連事業に付加価値を付けると同時に、丸紅の持つグローバル市場におけるフリートマネジメント関連事業の運営経験を活用し、G7社と連携して中国のコールドチェーン関連市場の発展に貢献していくとしている。

なお、フリートマネジメントは、人や物の輸送サービスで利用する商用車両のライフサイクル(調達・運用・処分)を最適に管理する内容。

■G7社概要
正式名称:Beijing Huitong Tianxia Logistics and Technology Co., Ltd
本社所在地:中華人民共和国 北京市
設立:2010年
事業内容:物流輸送に関わるIoT情報サービスの提供
主要株主:GLP、Tencent、TEMASEK、Eastern Bell Venture Capital
ホームページ:http://www.g7.com.cn/

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