ユニチカは10月29日、産業資材用ポリエステル繊維と衣料用ポリエステル繊維について、11月1日出荷分より価格改定すると発表した。
昨今の原油価格の上昇により、ポリエステル繊維の原料であるPTA(高純度テレフタル酸)、EG(エチレングリコール)の価格が上昇、さらに物流費などの高騰によるコスト増が、自助努力により吸収できる範囲を超えていることから、製品の安定供給を確保するため価格改定を実施する。
対象製品は、産業資材用ポリエステル繊維(高強力糸、モノフィラメント)、衣料用ポリエステル繊維(長繊維、紡績糸、テキスタイル)。
改定幅は、産業資材用ポリエステル繊維(高強力糸、モノフィラメント)20円/kg、衣料用ポリエステル繊維(長繊維、紡績糸)20～30円/kg(テキスタイル)5～15％。
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