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川崎重工/船舶運航管理支援システム受注

2018年11月05日/IT・機器

川崎重工業は11月5日、船舶運航管理支援システム「SOPass」をJERAより初めて受注したと発表した。

<「SOPass」のモニタリング画面(サンプル)>
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同社が用船する計4隻のLNG運搬船に搭載される。

受注した「SOPass」は、衛星通信を介して船舶から取得したリアルデータと川崎重工が持つ船舶に関する工学的知見をICT/IoT技術を用いて融合し、船舶の運航管理に有益な情報を提供するサービス。

船舶の各種性能解析や、省エネ運航に寄与する最適航路計算に加え、業界初となるLNG運搬船向けLNG貨物の管理最適化機能を有している。さまざまな種類の船舶への搭載が可能であり、最適な運航航路の提案や、荷役部・機関部の運転状況を可視化することによって、より経済的で安全な運航に寄与するとしている。

「SOPass」は、2017年7月に三井物産が用船するLNG運搬船向けに初受注した後、同社向けにこれまで計7隻分を受注している。2018年4月より実船運用を開始し、同社より高い評価を得ている。今回のJERA向け4隻分の受注により、受注累計は計11隻分となった。

なお、JERAは東京電力と中部電力のエネルギー事業の合弁会社。

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