三井倉庫ホールディングスが11月6日に発表した2019年3月期第2四半期の業績は、売上高1206億5900万円(前年同期比5.1%増)、営業利益61億8300万円(77.0%増)、経常利益55億4100万円(51.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益31億1100万円(72.9%増)となった。
物流事業の業績は、売上高が前年同期比57億6000万円増の1164億2500万円、営業利益は22億2900万円増の51億500万円となった。
国内外フォワーディング業務の好調な推移や、自動車関連部品に係る航空貨物のプロジェクト輸送の発生、注力しているヘルスケア貨物の保管荷役業務の取扱伸張、猛暑の影響による家電量販向け輸配送業務でのエアコンなどの取扱量増加などが増収に寄与した。
不動産事業は、売上高が前年同期比4300万円増の45億9900万円、営業利益が6000万円増の25億7700万円と、いずれもほぼ横ばいとなった。
通期は売上高2350億円(0.8%増)、営業利益100億円(42.9%増)、経常利益85億円(30.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益49億円(11.2%増)を見込んでいる。