ニチレイが11月6日に発表した低温物流事業の2019年3月期第2四半期売上高は999億4500万円(前年同期比5.5%増)、営業利益は55億500万円(3.6%減)となった。
国内では、TC(通過型センター)事業で取扱いが拡大したことに加え、地域保管事業で大都市圏を中心に畜産品や冷凍食品の保管需要を着実に取り込んだことで増収となった。営業利益は荷役作業コストや電力料などの上昇が影響し、減益となった。
海外では、欧州地域でブラジル食肉不正問題によるチキン搬入量の減少や輸配送コストの上昇があったものの、小売店向け輸送業務などの運送需要の着実な取り込みや輸入果汁の取扱拡大などが寄与し、増収増益となった。
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