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ZMP/宅配ロボット「CarriRo Deli」に新色モデル、1月から実証実験

2018年12月05日/IT・機器

ZMPは12月5日、宅配ロボット「CarriRo Deli(キャリロデリ)」の新色イエローカラーモデルを発表した。

<宅配ロボットCarriRo Deli イエローカラー外観>
20181205zmp1 - ZMP/宅配ロボット「CarriRo Deli」に新色モデル、1月から実証実験

<CarriRo DeliとZMPロボットの「nuvo」(左)と「miuro」(右)>
20181205zmp2 500x334 - ZMP/宅配ロボット「CarriRo Deli」に新色モデル、1月から実証実験

新色のイエローはZMPが販売していた家庭用二足歩行ロボット「nuvo」やロボット音楽プレーヤー「miuro」と同じカラーを採用。4つの宅配ボックスを有しており、発注者の携帯に表示されるQRコードをカメラで認証・決済を行い、該当するロッカーを開錠するスマートロックを採用したことで、より安全に配達物を届けることができる。

<CarriRo Deli>
20181205zmp3 500x329 - ZMP/宅配ロボット「CarriRo Deli」に新色モデル、1月から実証実験

なお、ZMPはCarriRo Deliを用いた取り組みとして、神奈川県藤沢市の慶應義塾大学SFC研究所キャンパス内のローソンで、日本初のコンビニ宅配サービス実証実験を2019年1月から開始する。

この実験は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が行った2017年度「AIシステム共同開発支援事業」の公募に対して、ZMPと慶應義塾大学SFC研究所、ローソンの3社が「AIを活用した安全確実な宅配ロボットシステムの開発及び実証」として提案し、採択を受けたもの。

「700万人の買物難民や物流人材課題に対し、複雑な環境を自律走行し商品を消費者へ届ける」ことをミッションとして誕生したCarriRo Deliを活用し、大学キャンパス内で実運用の検証を行うことで、注文から受取りに至る一連の動作もスマート化を図り、ラストワンマイルの無人化に挑戦する。

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