王子ホールディングスは12月10日、インドネシアに段ボール工場を建設すると発表した。
新工場は、Sinar Mas(シナール・マス)グループのインドネシアにおける紙パルプ事業統括会社であるPurinusa Ekapersada社(PE社)と設立する合弁会社「PT Oji Sinar Mas Packaging」の拠点。
40億円を投じ、ジャカルタ市街中心地から東へ50㎞の西ジャワ州ブカシ県で建設し、月間5000トンの段ボール製品を生産する。営業開始は2020年1月の予定。
新工場では、インドネシアの段ボール市場が今後も成長するとの見方から、同国大手板紙・段ボールメーカーのPE社とともに、増加している現地日系企業への拡販を事業方針の1つとして展開していく。
■PT Oji Sinar Mas Packagingの概要
出資比率:王子ホールディングス55%、PE社45%
新工場の所在地:インドネシア西ジャワ州ブカシ県
主な製品:段ボール製品
投資総額:40億円
生産量:5000トン/月
営業開始時期:2020年1月(予定)
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