日野自動車は12月13日、「日野プロフィア」のリコールを国土交通省に届け出た。
不具合の部位は、原動機(吸気バルブ)。
大型トラックのe13C型エンジンで吸気バルブ用ロッカー部の寸法が不適切なため、バルブが傾いた状態となり、バルブガイド部が偏摩耗することがある。そのため、異常な打音や振動が発生し、そのまま使用を続けると、エンジンが停止するおそれがある。
改善措置として、使用者に当該不具合と予見事象を周知し、異常な打音や振動が発生した場合は、ロッカー部を対策品にシリンダヘッド一式を新品に交換する。
また、一部車両はカーボンデポジットを低減するため、エンジン制御プログラムを対策プログラムに書き換える。
対象車両は1車種291型式で合計9万3986台。不具合件数は134件で、事故は無し。
■型式等
http://www.mlit.go.jp/common/001264881.pdf