米プロロジスは1月22日、2018年下半期(7~12月)の間に、グローバルで17棟の特定企業専用(BTS型)物流施設を竣工したと発表した。
<2018年7月~12月に開発を開始したBTS型物流施設一覧>
総賃貸面積は約41万m2、プロロジスの総投資額は約4億米ドル(約440億円)。年間では35棟、総賃貸面積115万m2のBTS型物流施設が竣工し、総投資額は10億米ドル(約1100億円)に上る。
また、下半期中に、新たに15棟のBTS型物流施設の開発を開始した。総賃貸面積は約64万m2、総投資額は約5億2500万米ドル(約578億円)。年間では、29棟、総賃貸面積約108万m2、総投資額約9億7500万米ドル(約1072億円)となる。新規開発案件のうち80%は複数拠点を利用するカスタマーであり、95%はグローバルマーケットで展開している。
プロロジスのマイケル S. カーレス最高投資責任者は、「2018年は、プロロジスが展開している各国でのBTS型物流施設の需要が引き続き堅調だった。我々は人口集積地の近くにすぐに開発可能な用地を持っており、これがBTS案件の成功の大きな要因。さらに、このようなグローバルマーケットの立地は、カスタマーがLast Touch(同社商標)を担うにあたって優れた価値となっている」と述べている。