SCREENホールディングスは1月22日、滋賀県の彦根事業所敷地内に半導体製造装置の新たな生産拠点「S3(エス・キューブ)」を完成したと発表した。
半導体製造装置事業の収益性向上を目指し、継続的に実施してきた「生産革新プロジェクト」の一環として、「S3(エス・キューブ)」を建設したもの。
新工場は、免震構造を採用しBCPおよびBCMの体制を強化するとともに、機能的な物流システムと大型立体自動倉庫を導入。生産効率を追求することで、省人化とリードタイムの短縮を実現した。新工場の生産能力は従来比150%となり、これまで以上にタイムリーかつ安定した装置供給が可能になる。
■新工場の概要
名称:彦根事業所「S3(エス・キューブ)」(S3はSafety, Smart, Speedの頭文字)
所在地:滋賀県彦根市高宮町480-1
建築面積:約4176m2
延床面積:約1万2458m2
構造:鉄骨造(基礎免震構造)地上5階建
総工費:約90億円(生産革新プロジェクトに関連する工事全体の金額)
操業開始:2019年1月
主な業務:主力製品である枚葉式洗浄装置の生産など
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