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住友商事/川越に2.18万m2の物流施設竣工、日通とハマキョウで満床

2019年01月30日/物流施設

住友商事は1月30日、埼玉県川越市に延床面積2.18万m2の物流施設を竣工した。

<外観>
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<エントランス付近>
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<位置図>
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すでに、テナント会社は決まっており、日本通運とハマキョウレックスがほぼ半分ずつに入居する。

施設は国道16号線・圏央道・関越自動車道が利用できる首都圏の広域配送拠点として適地。通過型センター(TC)に対応可能なバース数を確保すると共に、2階・4階で梁下有効高さ6.5mを確保。在庫保管型センター(DC)に対応した空間設計を実現した。

基本性能は、外壁には耐久性・断熱性に優れたサンドイッチパネルを採用。1階両面バース、温度帯用途にも対応可能、外構車路はワンウエイで占用的に使用が可能となっている。

省エネ面では、LED照明を採用、垂直搬送機を最大4台増設可能だ。

<内観>
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<日通埼玉支店営業センター石原徹所長>
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テナントとして入居する日通埼玉支店営業センター石原徹所長は「ここに決めたのは周囲にもいくつか物流施設を持っており、満床となったため新たな施設が必要だったため。ここは周囲の施設と連携ができることで選定した。今のところは、超過した貨物類が中心だが、今後EC等で貨物量が増えれば、戦略的な拠点として利用するつもりだ。働き方改革の進展とともに、従業員については、周辺の施設の従業員も含めて対応するが、確実に訪れるであろうロボット化、自動化についても体制構築に向けて準備を実施していくつもり。次世代につなげる施設として利用していきたいと思っている」と述べた。

<ハマキョウレックスの浜松広域支社第五営業部の石山剛三次長>
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ハマキョウレックスの浜松広域支社第五営業部の石山剛三次長は「この施設は荷主さんの要望で決まった。化粧品会社として東日本の基幹施設、マザーセンターとして活用するつもりだ。自動化、機械化、ロボット化は今後必ず必要だと思っているので、ここでもトーヨーカネツソリューションズのデジタルピッキングシステムを導入予定だ。20%の効率改善が見込まれている。正直、オープニングスタッフが集まるかどうか危惧していた面もあったが、思ったほど悪くない出だしで、2月から面接にとりかかる」と話した。

■概要
所在地:埼玉県川越市芳野台二丁目
アクセス:JR線・東武東上線「川越」駅(車18分)
敷地面積:3607坪
延床面積:約6601坪
構造/階高:RCS造/地上4階建
用途地域:工業地域
竣工:2019年1月末竣工済み

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