日本郵船は2月19日、船舶向け液化天然ガス(LNG)燃料の供給・販売を行う全世界ブランド「Gas4Sea」を展開する合弁会社Marine LNG Zeebrugge NV/SAが、多国籍エネルギー企業Equinor ASA(ノルウェー)とLNG燃料供給契約を締結したと発表した。
この件は2017年に基本合意しこの度契約締結に至ったもの。
主にLNG燃料供給船「ENGIE Zeebrugge」を用いてロッテルダム港などで、2020年初めからEquinor社が運航するシャトルタンカー4隻への供給を行う予定。
「ENGIE Zeebrugge」は2017年に竣工し、ベルギーのゼーブルージュ港でLNG燃料供給の実績を重ねてきた。容量約5000立方メートルのLNGタンクを有し、幅広い層の顧客の要望に応え、欧州域内のさまざまな場所でサービスを提供できるのが特徴だ。