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日本無線/ブラジルで保税倉庫を正式運用開始

2019年02月20日/国際

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日本無線(JRC日本無線)とJRC do Brasil Empreendimentos Eletronicos Ltda(JDB)は、「ブラジルにおける保税倉庫」の運用を正式に開始したと発表した。

2015年に保税倉庫利用の許可をブラジル連邦政府へ申請していたが、許可を取得し正式に運用を開始することができたもの。

新たな運用概要は修理サービス向上を目的としたもので、JDBのERPシステムと税関システムの連携によるオンライン申請が可能となり、輸送日数が短縮する。

また、外国船に対して保税倉庫から部品の直接発送が可能となり、輸入税や工業製品税等のブラジルでの各種税金が免除される。

さらに、補修部品をJDBの保税倉庫から他南米近隣諸国へ発送することが可能になる。

なお、船舶用電子機器の修理用部品の保管が目的のため、モノが小さく、大きな倉庫を必要としない。

従来は、ブラジルで部品交換を伴う修理工事を行う際には、ブラジル特有の複雑な税制度により他国と比較すると輸入部品コスト高に繋がっていたため、特に外国船の船主からはブラジルでの修理依頼は敬遠される傾向にあった。

■ブラジル保税倉庫概要
住所:Avenida Almirante Barroso, 63 sala 1208, Centro, Rio de Janeiro RJ, Brazil
延床面積:約50m2

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