引越しシェアサービス「Hi!MOVE(ハイ!ムーブ)」を運営するグライドは3月13日、2019年3・4月の引越し代金に関する調査レポートを発表した。
それによると、「家族引越し」の平均単価は24万3784円で、東京都内では23区間の近距離引越しで最高値120万円超えの見積もりがあった。
「単身引越し」では、移動距離別の平均単価が、移動距離50km圏内の場合5万8984円、全体では11万2949円となった。
単身引越しと家族引越しで最も多かった曜日は、単身引越しが金曜日(23.1%)、家族引越しが月曜日(22.6%)だった。
引越し代金は前年対比で20%ほど高騰しており、「引越し代金=引越し日×移動距離×荷物量」で算出されることから、グライドでは費用を抑えるため、「引越し日を混んでいない時期、曜日を狙う」「荷物量を減らし、使用トラックのダウンサイズ」「トラックの稼働効率を向上させる取組に協力し、引越し代金を抑える」「引越し代金に含まれる人件費や広告費を抑えられるサービスや販路で申込む」といった方法を推奨している。
このレポートは、グライドが2月14日にワンファイナンシャルと業務提携後、レシートが瞬時に現金になるアプリ「ONE(ワン)」から買取した全国198件の見積書のデータを元に作成したもの。