CBREは1月30日、国内物流施設(大型マルチテナント型物流施設)の市場動向をまとめたレポート「ロジスティクスマーケットビュー2025年第4四半期」を発表した。
それによると、今期(Q4)の首都圏大型マルチテナント型物流施設(LMT)の空室率は9.8%、対前期比0.6ポイント低下した。新規供給3棟の竣工時稼働率は2割にとどまったが、既存物件において圏央道エリアを中心に空室消化が進んだ。実質賃料は全体では4490円/坪、対前期比0.2%上昇。空室率が低下した東京ベイエリア、外環道エリアで賃料が上昇した。
近畿圏LMTの空室率は4.2%で、対前期比0.8ポイント低下した。新規供給1棟は満床で竣工。今期の新規需要は7.9万坪で過去5年間の四半期平均5.1万坪を大きく上回った。実質賃料は4290円/坪、対前期比0.7%上昇となった。近畿圏の広範なエリアで賃料が上昇している。
中部圏LMTの空室率は15.5%で、対前期比1.1ポイント低下した。新規供給3棟はいずれもテナントの成約がみられた。また、既存物件の空室消化も進み、今期の新規需要は過去3番目の高水準。実質賃料は3730円/坪、対前期比0.3%上昇した。
福岡圏LMTの空室率は5.6%、対前期比2.7ポイント低下した。今期の新規供給はなく、既存物件でまとまった面積の成約がみられた。実質賃料は3570円/坪、対前期比横ばいだった。
CBRE/首都圏物流施設市場は「2027年に需要超過」と予想
