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アルフレッサなど3社/RFIDとIoTで特殊医薬品を流通管理

2019年03月15日/IT・機器

アルフレッサは3月14日、富士通エフ・アイ・ピー、PHCと、RFIDやIoT技術を活用した特殊医薬品の流通管理プラットフォームを構築していくことに基本合意したと発表した。

<特殊医薬品流通管理プラットフォーム構築の概念図>
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アルフレッサの医療用医薬品等卸売事業での流通ネットワークと、PHCの薬用保冷庫をはじめとするライフサイエンス機器の高い品質と市場占有率という強みに、富士通エフ・アイ・ピーの製薬・医薬品業界向けシステム開発実績を生かした各種クラウドサービスを融合。

3社の知見を生かすことで、患者に安心・安全な特殊医薬品が確実に提供されるプラットフォームの構築を目標とし、検討を進めていく。

2018年12月に厚生労働省から「医薬品の適正流通(GDP)ガイドライン」が発出されたことにより、医薬品流通過程では、より厳格な温度管理や偽薬対策など、高水準で画一的な流通業務の推進が求められるようになっている。

また、スペシャリティ医薬品や再生医療などの高度な治療方法が登場し、これらの製品特性から、より厳格な品質保証や情報管理が求められている。

今回の基本合意契約で、アルフレッサとPHC、富士通エフ・アイ・ピーの3社は、このような環境変化への対応として、製薬企業から患者への投薬に至るまでの特殊医薬品の流通経路をシームレスに管理するための、新たな流通管理ソリューションサービスの提供を目指す。

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