SGホールディングスは3月15日、NPO法人JWinが主催する「2019J-Winダイバーシティ・アワード」の企業賞ベーシック部門で、「ベーシックアチーブメント準大賞」を受賞したと発表した。
<左からJ-Winの内永理事長、SGホールディングスの荒木取締役(佐川急便社長)、SGホールディングス人事部の小林シニアマネジャー>
SGホールディングスでは、女性活躍推進のためのグループ横断プロジェクト「わくわくウィメンズプロジェクト」の立ち上げや、グループ各社トップのダイバーシティ&インクルージョン(D&I)責任者への任命、経営層評価へのダイバーシティ関連項目の追加などにより、経営トップのコミットメントと強力な推進体制を構築している。
また、短時間勤務者による集配体制の実現や、ドライバーや整備士への女性の積極登用、事業所内保育園「SGH Kids Garden」の開設など、女性が働きやすい労働環境の整備に加え、管理職を対象としたダイバーシティフォーラムの実施や、会長、社長、事業会社社長、佐川急便全支店長による「イクボス宣言」表明など、男性の意識改革にも取り組んでいる。
今回の受賞では、これらのD&I推進に向けたグループ横断的かつ持続的な取り組みが評価され、物流業界で初めて企業賞「準大賞」を受賞した。
同アワードは、企業のダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援するJ-Winが、D&Iを推進している先進企業や個人を表彰するもので、2008年から毎年実施されている。SGホールディングスでは、一昨年に個人賞を受賞したほか、昨年は企業賞に入賞している。