商船三井は10月28日から3日間、インド・ムンバイで開催された海事産業の女性活躍を推進する国際イベント「Maritime SheEO Conference 2025」に、協賛企業として参画した。
<カンファレンスに参加した商船三井グループの女性船員や実習生たち>

カンファレンスは2020年に始まり、6回目。世界各国の海事関連企業70社から500人超が集まり、商船三井グループからはインハウス配乗会社の女性社員を含め計20人が参加した。
中でもGlobal Maritime ResourcesのAnimesh Hore部長と、日本の総合海運会社で初めて女性船長として乗務した松下尚美氏が登壇し、海運業界における女性の貢献や活躍をたたえるメッセージを送った。
グループの女性船員らも、それぞれ経験や海上でのキャリアの魅力を発信し、参加者らと交流を深めた。
また会期中、商船三井初となる女性船員のネットワーキング構築を支援するイベント「MOL Women Seafarers’ Conference」を開催し、孤立しがちな船上環境での心理的サポートと船員同士のネットワーク構築を促す取り組みも行った。
商船三井はダイバーシティ、エクイティ、インクルージョンを「新たな成長の原動力」と位置づけ、2035年までに女性船員候補生の比率を35%に拡大する目標を掲げている。
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