アサヒロジスティクスは10月14日・15日、第1回となる「女性サービスドライバー研修」を開催した。
研修は、女性・若手サービスドライバーの活躍の場を広げ、働きやすい環境づくりを目指して推進している「クローバープロジェクト」の取り組みの1つ。物流業界での女性ドライバーのさらなる活躍と採用強化を目的としている。
主な実施内容は、同社の物流施設や保育園などの見学や、経営基本方針や安全運転についての研修、先輩女性ドライバーが講師となり談話や危険余地トレーニングなども行った。
また、「女性が働きやすい職場にするには」をテーマとしたグループディスカッションも実施した。
近年、深刻化するドライバー不足を背景に、同社では2019年12月に「クローバープロジェクト」を発足。女性サービスドライバー比率10%を目標に掲げ、女性がより活躍できる環境整備に取り組んでいる。今回の研修は、社内の女性リーダーからの「女性のみの研修を開催したい」という提案を受け、企画・検討を重ね、実現したという。
このほか女性サービスドライバーの声を取り入れ、女性専用車両の導入や専用相談窓口の設置など様々な取り組みを実施した結果、プロジェクト発足時6.3%だった女性比率が、グループ全体で8.1%(2025年9月時点)に増加した。

