セイノーホールディングスは4月11日、首都圏・近畿圏でスーパーマーケット事業を展開するライフコーポレーションと業務提携契約を締結した。
セイノーグループのココネットとインテンツが構築した狭商圏の食品宅配サービスプラットフォーム「スパイダーデリバリー」に、ライフコーポレーションの店舗出荷型ネットスーパーと来店宅配サービスの宅配業務支援を新たに組み込む。
また、セイノーグループのベクトルワンが開発・提供する自動配車AI「DSS(デリバリー・ソリューション・サース)」を活用し、効率的で最適な配車、運用を実現する。
スパイダーデリバリーは、セイノーグループが買い物弱者対策のラストワンマイル「オープン・パブリック・プラットフォーム」の構築・展開として進めている宅配サービスプラットフォーム。地域内のさまざまな依頼を集約し、「ハーティスト」と呼ばれる配送スタッフへ割り振るとともに、DSSによって選択した効率的な配送ルートによって、配送の効率化とコストダウンが図れる。
今回の業務提携は、ライフコーポレーションの店舗出荷型ネットスーパーと来店宅配サービスの市場拡大とともに、スパイダーデリバリーによる「買い物弱者」対策の推進に寄与するもの。