UPS基金とワクチン・アライアンスのGaviは4月26日、ガーナ共和国での医療ドローンネットワーク拡大への支援を発表した。
米国カリフォルニア州に本拠を置く自動ロジスティクス会社のジップライン社のドローンを使用し、緊急および定期利用のワクチンや血液製剤、救命医薬品を含む優先度の高い148製品を、オンデマンドで緊急輸送する。
このサービスは、年中無休・24時間体制で、4か所のディストリビューションセンター(各DCに30機のドローンを配備)から全国1200万人が利用する最大2000か所の医療施設に提供される。
ルワンダ政府とジップライン社のパートナーシップは、UPS基金およびGaviによる慈善寄付や現物支援のサポートを受け、アクセスが困難な地域の医療施設へのジャストインタイムの血液製剤のドローン配達での先駆者となった。
この成功を受け、ガーナ政府は、ジップライン社によるサービスを拡大する。今回は、GaviおよびUPS基金のほか、ゲイツ基金とファイザー社も支援に加わった。ジップライン社のドローンネットワークはガーナ全土のヘルスケアサプライチェーンに統合され、医療施設でのワクチンの在庫切れ防止や全国予防接種キャンペーンに活用される。
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