NSユナイテッド海運が4月26日に発表した2019年3月期決算によると、売上高1510億6800万円(前年同期比8.7%増)、営業利益89億1100万円(21.1%増)、経常利益77億8400万円(40.1%増)、親会社に帰属する当期利益93億4300万円(41.3%増)となった。
売上の8割強を占める外航海運事業では、ドライバルクの市況が特に大型船で大きく下落するなど、全船型で下落。タンカーは、高齢船解撤が進み新造船の供給圧力が弱まったことで、近年低迷の続く市況は底を打ったと見られるものの、未だ本格的な回復には至らず、VLCC(大型原油運搬船)・VLGC(大型LPG運搬船)ともに市況は低調に推移した。
次期は、売上高1540億円(1.9%増)、営業利益77億円(13.6%減)、経常利益62億円(20.3%減)、親会社に帰属する当期利益75億円(19.7%減)を見込んでいる。
センコン物流 決算/3月期の売上高8.0%増、営業利益24.1%減