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丸全昭和運輸/3月期の売上高5.7%増、営業利益23.2%増

2019年05月13日/決算

丸全昭和運輸が5月13日に発表した2019年3月期決算によると、売上高1169億6700万円(前年同期比5.7%増)、営業利益75億200万円(23.2%増)、経常利益83億1500万円(22.5%増)、親会社に帰属する当期利益59億3700万円(26.3%増)となった。

物流事業全体の売上高は994億1700万円(前年同期比6.5%増)、営業利益は59億7000万円(28.8%増)となった。

このうち、貨物自動車運送事業は、関東地区ではステンレス原料や化成品、精密機械輸送の取扱い減少があったが、住宅資材や建設機械の取扱いの増加があった。中部地区では、冷却設備の輸送取扱い増加があり、関西地区でも、日用雑貨や住宅資材の取扱い増加があった。さらに、モーター関連製品の取扱い増加があり、貨物自動車運送事業全体では増収となった。

港湾運送事業は、関東地区では非鉄金属の輸入の取扱い減少があったが、石炭の輸入や輸出向け車両の取扱い増加があり、港湾運送事業全体では増収となった。

倉庫業は、関東地区では住宅用資材や木質ペレット、幼児用教材の取扱い増加があった。中部地区では、化成品の取扱い増加があり、関西地区では、日用雑貨や車両部品の取扱い増加があり、倉庫業全体では大幅な増収だった。

鉄道利用運送事業については、西日本豪雨災害による山陽本線の一時不通により、九州向けのJR貨物の取扱いが減少となり、減収となった。

構内作業及び機械荷役事業の売上高は147億9600万円(3.4%増)、営業利益10億2500万円(11.5%増)だった。

次期は、売上高1265億円(8.1%増)、営業利益84億円(12.0%増)、経常利益89億円(7.0%増)、親会社に帰属する当期利益81億円(36.4%増)を見込んでいる。

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