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ヤマタネ/物流センター開設等、新規開発投資を中心に成長基盤を構築

2019年05月15日/SCM・経営

ヤマタネは5月15日、2024年に迎える創業100周年に向け、めざすべき企業像を示した「ヤマタネ2024ビジョン」の実現に向け、2019年4月から2022年3月までの3か年計画として「ヤマタネ中期経営計画 2022プラン」を策定したと発表した。

2022年3月期の業績目標は売上高640億円(19.8%増)、営業利益42億円(20.7%減)、経常利益38億円(24.0%減)、ROE6.1%(0.1P増)、自己資本比率37.2%(0.9P増)。

「ヤマタネ中期経営計画 2022プラン」の概要として、2024ビジョンの達成に向けた第2フェーズ(STEPフェーズ)として新規開発投資を中心成長基盤の構築を位置付けている。

その基本方針として、「顧客満足度向上によるベース収益の増強」、「長期戦略への計画的取組」、「グループ一体運営による企業価値の向上」、「組織基盤の整備」を挙げている。

このうち、「顧客満足度向上によるベース収益の増強」物流部門では、国内物流について既存荷主の物流戦略にきめ細かく対応するとともに新規荷主の獲得に注力する。そのために新たな物流拠点開設とその準備に最注力し、収益基盤の強化に努める。

2019年11月には東京都江東区に約8000坪(2万6400m2)の新物流センターを開設予定であり、千葉県印西市においては、約1万5000坪のアーカイブズ倉庫・3温度帯倉庫の建設を計画し、2020年度以降の竣工・営業開始をめざしている。

また、海外では、タイ拠点の拡充や、ベトナム・米国への新拠点設置、中国拠点の再編等を計画している。

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