日本郵船は5月29日、米国ロングビーチ港港湾局による減速航海プログラム「グリーンフラッグ」において、優秀企業に選ばれ表彰されたと発表した。
<認定書を手に、中央が日本郵船の高橋正裕 環境グループ長>
日本郵船が表彰を受けるのは2009年から10年連続となる。
このプログラムは、ロングビーチ港港湾局が船舶からの排気ガスを抑制する目的で導入したもので、各海運会社に沿岸40海里以内の海域では船速12ノット以下で航行することを推奨している。
2018年の1年間にロングビーチ港に寄港した日本郵船の運航船全てが対象海域での減速航行を100%履行し、排気ガス削減に貢献したことが称えられた。また、グループ会社のNYKバルク・プロジェクトも同様に2018年の優秀企業として表彰された。
グループは今後もロングビーチ港沿岸における大気汚染抑制の取り組みに参加することで、地球環境の保全に貢献するとしている。