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JR貨物/首都圏と近畿圏の倉庫事業会社2社を再編

2019年05月29日/SCM・経営

日本貨物鉄道(JR貨物)は5月29日、首都圏を中心に倉庫事業を展開する「日本運輸倉庫」と近畿圏で倉庫事業を展開する「大阪鉄道倉庫」の2社を再編すると発表した。

再編の目的は、JR貨物グループの倉庫事業を行う2社を合併することで、倉庫のネットワーク化を図り、総合物流企業グループとしての基盤を整備する。

また、新会社の持つ物流機能を鉄道貨物輸送と連携させることで顧客に提供する物流
サービスラインの拡充を図り、JR貨物グループの総合力を活かした最適な物流ソリューションを提供する。

これらをを通じ、JR貨物グループの総合物流事業グループとしての事業展開を図る、としている。

■再編の概要
再編関係会社:日本運輸倉庫、大阪鉄道倉庫
再編方式
再編形態:日本運輸倉庫を存続会社とする吸収合併
再編期日:7月1日

■吸収合併存続会社
名称:日本運輸倉庫
所在地:東京都台東区東上野3-1-3
事業内容:倉庫事業、貨物利用運送事業、建物駐車場管理事業等
資本金:3億円
設立年月日:1949年1月26日
従業員数:161名

■吸収合併消滅会社
名称:大阪鉄道倉庫
所在地:大阪市平野区平野馬場2-1-6
事業内容:倉庫事業、建物駐車場等管理事業等
資本金:2億5000万円
設立年月日:1965年12月24日
従業員数:28名

■組織再編後の状況
名称:日本運輸倉庫
所在地:東京都台東区東上野三丁目1番3号
事業内容:倉庫事業、貨物利用運送事業、建物駐車場管理事業等
資本金:3億円
決算期:3月
純資産:26億4700万円
総資産:69億5500万円

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